初心者の方必見!初めてダイヤモンドプリンセスでクルーズの旅に行ったときの、楽しかったことから、悩みや苦悩とその解決策まで、すべてご紹介します。
これからクルーズに出発する人がタメになるだけじゃなく、みんなが実際に行った気持ちになれるように楽しく書きました。ぜひ、見てください。
↓台湾で撮ったダイヤモンドプリンセス↓
ダイヤモンドプリンセスは、アメリカのプリンセスクルーズが運行する外国船。
外国のクルーズ船の旅は、大きな心配が伴います。
「言葉が通じるか心配」
「料理が口に合うか心配」
「船酔いをしないか心配」
「ドレスコードがわからない」
そんな心配が解消できるように、わかりやすくまとめましたので、ダイヤモンドプリンセスでクルーズの旅をお考えの人は、参考にしてください。
行く予定がもう決まっている人は、これで予習してくださいね。予習しているのと、予習してないのとでは、楽しみが2倍3倍違ってくると思いますよ。
ページ1 クルーズ1日目 ダイヤモンドプリンセスの内部を全て紹介
ページ1 クルーズ1日目 船の内部を全部紹介
ページ5 クルーズ5日目 2度目のフォーマルとブッフェ全メニュー
ページ6 クルーズ6日目 アニバーサリーイベントとバルーンドロップパーティー
陽気に沖縄・台湾 クルーズの旅の日程
1日目 大阪出港
2日目 終日クルージング
3日目 那覇入港
4日目 基隆入港
5日目 終日クルージング
6日目 終日クルージング
7日目 横浜入港
クルーズ 前日まで
こちらの記事で絶賛公開中
ダイヤモンドプリンセス完全攻略法2019
クルーズ客船で一番ちょうど良いダイヤモンドプリンセスの魅力などの
ダイヤモンドプリンセスの魅力編
船酔いするの?しないの? 絶対に船酔いしないコツなどの
ダイヤモンドプリンセス船酔い編
手続きに必要なものや、キャンセル待ちに勝ち抜くコツなどの
ダイヤモンドプリンセス申込手続き編
ほかにも、クルーズに必要なものやら準備のコツなど
現在執筆中・・・続々更新中です
クルーズ 1日目
出航は、大阪港 天保山旅客ターミナルを18:00なので、遅くても17:30までに船に乗り込めばいいのかと思ってましたが、自分が泊まる客室の階数によって乗船受付け時間が決まっていました。
11階と14階の人は12:00
8階と9階の人は12:30
5階と10階の人は13:00
6階と12階の人は13:30
私は10階の部屋だから、13:00に乗船できるように家を出ます。客室の部屋番号は、事前にEチケット(乗船券)に書かれています。
後でわかったのですが、乗船初日の16:15に「安全に関する合同説明会」があるので、それまでには乗船しておかなければ、いろいろと面倒なことになるみたいです。それはまた後ほど。
出発~大阪港天保山旅客ターミナル
今回は大阪発のクルーズなので、大阪港に向かいます。
地上の天気は悪かったのですが、空の上は青空。あたりまえ!
機内は満席、超満員。土曜だからかな?と思っていたら、修学旅行の団体と一緒の飛行機でした。
前の席は、新婚カップルでしょうか?チュッチュ、チュッチュしています。
そんなこんなで伊丹空港到着。国内便はどこもあっという間に到着です。
伊丹空港は50年ぶりの大改修とかで、新しい空港みたいです。
荷物引渡所は、反時計回りなので、こちら側が早く荷物を受け取れます。
なんと!一番最初に私の荷物が出てきました。幸先良し!
向かいのモノレール駅との連絡を良くするために、到着口を2階にしたのかな?でも、リムジンバスに乗るのはちょっと面倒になりましたね。
天保山行きの直行バスは無いので、ひとまず天保山の対岸にあるUSJにバスで向かいます。えーっと、1番のりばですね。
伊丹空港から、バスで梅田やなんばに行って、大阪メトロを乗り継いで行くほうが料金的には安いと思います。でも、クルーズは荷物が大きいのでなるべく歩きたくないし人ごみは避けたい。そんな人は、私の行ったコースが楽です。なんせ乗り換えは1回ですからね。
大阪(伊丹)空港発着のリムジンバスの情報はこちらから
伊丹空港リムジンバス 大阪航空交通株式会社
ここは2階なので、バスのりばに行くために、1階に降ります。
クルーズ用の大きなスーツケースを持って、エスカレータに乗るのは怖いですね。えーい、勇気を振り絞って行くしかないか・・・
と思っていたら、エレベータがありました。あたりまえ!
1番乗り場に行くと、長蛇の列が・・・さすがにUSJは大人気ですね。
なんて考えながら列に並んでいたら、先発の姫路駅行きでした・・・姫路駅行きのバスが来るまで気づかないという・・・伊丹空港バスの1番のりばは、姫路駅行きとUSJ行きの2本立てですのでご注意を。
気を取り直して、USJ行きバスに並びます。伊丹空港のリムジンバスは、一部のバスを除きSuicaが使えるので、切符を買う必要が無いんです。
え?このバスSuica使えないんですか?
なんと、1日に2本しかないICカードが使えない近鉄バスに当たっちゃいました。あわてて、乗車券を買いに走ります。
とりあえず、USJに向けて出発!
バスはすぐ阪神高速に乗り、途中天保山付近を通るので降りたいのですが、通りすぎてUSJに向かいます。
天保山でダイヤモンドプリンセスが見えます!テンションが上がりますね。
はい、冒険とイマジネーションの海USJに到着。
近鉄バスとはお別れです。Suicaが使えなかったことは根に持たず、明るくサヨナラしましょう。
今回、USJはただの通過点。ジェットコースターの絶叫を聞きながら、港に向かいます。だって、対岸の港にはダイヤモンドプリンセスが待っていますから。
ほほー、この子はテンション上がってますねー。
南東のほうにある、ホテルユニバーサルポートに向かいます。ホテルユニバーサルポートの裏が、天保山行きの船の発着港なのです。
大阪北港にあるUSJと大阪港天保山にある海遊館を結ぶ船が、キャプテンラインです。USJに来るたくさんの観光客を、海遊館にも呼び込もうとしているのでしょう。
キャプテンラインは、昭陽汽船株式会社という大型船舶の先導及び離接岸援助作業をおこなう会社から独立して・・・ってそんな情報要らないか・・・
でもこのキャプテンラインは、大型客船が天保山に停泊しているときに乗ると、楽しめそうですよね。
キャプテンラインの情報はこちらから
シャトルクルーザーキャプテンライン
海遊館のHPにも、キャプテンラインの案内があります。各種割引情報も!
海遊館シャトル船 キャプテンラインのご案内
USJのあるユニバーサルシティボートという港から、キャプテンラインに乗って、天保山の海遊館西はとばに向かいます。
この先の建屋の中が、キャプテンラインのユニバーサルシティボート切符売り場です。
船が来ちゃうのに、あれー?切符売り場に誰もいませんけど?切符が買えませんよー!
これじゃもう、間に合わないから!!
ほら、船着ちゃった・・・もう間に合わないかも・・・
と思っていたら、船から降りた船員さんが、切符売り場に来てくれました。あ、あなたが切符も担当するのね。
ようやく乗船。2階にはオープンデッキの船室がありますが、風が強いので私はおとなしく1階の室内に乗船します。
あれ?船員さん今回は乗らないの?なんだかわかんないけど、行ってきまーす。
天保山に向けて、しゅっぱーつ!
天保山のところに、ダイヤモンドプリンセスが停泊してますよ。
おー、なんて大きいのでしょう!
見とれてしまいます。
圧巻の大きさです!!この大きさはあかんでしょ。
すぐ横を通り過ぎます。
やっぱり大きいです。
一旦、さようならー。
またすぐ会いましょうねー。
海遊館のすぐ近くに、海遊館西はとばがあります。ユニバーサルシティボートから海遊館西はとば到着まで10分くらいでしょうかね。
待ってる人が、結構いますねー
外観はこんな船でした。乗るときは、あわててたから、ゆっくり写真を撮る暇なかったからね。
天保山側からUSJ行きに乗るときは、ここで切符を買うようです。
海遊館の横の、ここからキャプテンラインに乗ることが出来ます。
ダイヤモンドプリンセスにむかって、天保山マーケットプレースの横をひたすら進みます。
途中、ダイヤモンドプリンセスがちらちら見えるんです。
キリンの向こうに、見えます見えます!
はい、正面にドーン!!
向かって右手にある、天保山客船ターミナルという建物で、乗船手続きを行います。
天保山旅客ターミナルで乗船手続き
この建物が天保山客船ターミナルです。到着予定は13:00でしたが、現在13:06です。チョイ遅れか・・・
アンサーブックというクルーズのガイドブック(旅のしおり的な冊子)に、大阪港 天保山客船ターミナル内の地図と乗船手続きの動線が書かれていましたので予習していましたが、実際はぜんぜん違う場所での乗船手続きでした。でも、係員の人が丁寧に案内してくれましたので、とてもわかりやすかったです。さすが、豪華客船!
乗船手続きの前に、まずは荷物を預けます。
事前に、荷物につけるバゲージタグというものが送られていたので、名前と乗船日と客室番号とPRINT記号を書いて準備していました。ちなみにPRINT記号とは、客室番号が1~400までだとF、401~799までだとAと記入する記号です。
荷物の取ってのところに、クルっと取り付けますが、薄い紙状のものだったのでやぶれないように、事前に取り付けないで必要事項を記入だけをしてバッグに入れてました。
だから、荷物を預けるとき・・・
「預ける荷物はコレですねー、バゲージタグ付けてますかー」
「はい、まだつけてませんが、手元のバッグに入ってますので出しますから・・・よいしょっと・・・」
「もういいですいいですよー、つけてないならこちらで用意しますからー」
「いや、すぐ取り出しやすいところに入れてるんで、今出しますから・・・」
「ほんとにもういいですよー、ほらーこちらのタグに客室番号書いちゃいましたー」
「あ、そうですか、すみません」
次回は、荷物を預ける前に、ちゃんとバゲージタグを付けておこうと思いました。だって、受付の人に迷惑をかけてしまいましたからね。それに、タグを外す時に気付いたのですが、おもいっきり引っ張っても破けない、薄いのにとっても耐久性のあるタグでした。
荷物を船の客室に直接送ることが出来る「SGムービング」というサービスを使っている人が多いみたいで、私のように乗船のときに荷物を預ける人は少ないようでした。SGムービングってたしか、佐川急便の引越しサービスじゃなかったっけ??
このサービスは、乗船日に荷物が少なくて楽なので利用しようかと思ったのですが、乗船日の5日前までに集荷してもらわなければいけないので、あきらめました。
料金は、だいたい往復で5000円くらいで利用できますから、LCCに荷物を預けるよりよっぽど安いです。
荷物を預けたので、数時間以内には客室前まで運んでくれるでしょう。
さあ、乗船手続きの開始です。受付会場は、意外と空いています。
乗船手続きで必要なものは、コレだけでした。
- Eチケット(乗船券)
- パスポート
- クレジットカード
パスポートのコピーも用意してましたが、乗船手続きでパスポートのコピーは必要ありませんでした。とはいえ今後必要なので、絶対にパスポートのコピーは用意しておいたほうがいいと思います。
クレジットカードは、船内会計をスムーズに行うため登録しておきます。登録しなくても大丈夫みたいですが、下船のときに現金払いが必要になり面倒なので、皆さん登録するようです。クレジットカードを登録しておくと、下船のときに会計手続きが不要で、チェックアウトはクルーズカードカードにピッとしてもらうだけで終わりです。※クルーズカードは、このあと登場!
Eチケットとパスポートは、取り上げられてしまいました。受付の箱には、大量のパスポートが・・・その代わりに、カードを2枚もらいました。
上のカードはクルーズカードといいまして、客室の鍵になるだけでなく、今回のダイヤモンドプリンセスで使える身分証明書になるものです。さらに、船内会計もこのカードさえあれば出来ますので、船内は現金を持ち歩く必要がありません。落としても、先ほど顔写真を登録していますので、他人に利用される心配もありません。なんて、便利なカードでしょう。
1 乗船日と下船日
2 氏名
3 夕食のダイニングルームの名前
4 夕食の時間とテーブル番号
5 緊急時集合場所
6 よくわかんないけど、大事な番号
7 客室番号
ここで重要になるのが、3と4と5なのです。
3の夕食のダイニングルームの名前は、クルーズ期間中5つあるダイニングのどこで夕食が出来るかが書かれています。4に夕食の時間とテーブル番号も書かれていますので、ずっと同じ時間に同じテーブルで同じメンバーと食事をすることになります。
5の緊急時集合場所は、マスターステーションと言われ、何かあったときに避難するために集まる場所です。乗船したら一番最初にしなければいけない「安全に関する合同説明会」もここで行われます。緊急時だけじゃなく、説明会の時間になったらどこに行けばよいかあわてないためにも、覚えておきましょう。
6はよくわかんないですけど、船内会計のときにこの番号を控えてましたので、なにか大事な番号なのでしょう。
そんな、クルーズカードには、客室番号が書かれていません。書いてると、落としたときにかんたんに部屋に入られちゃいますから。だからこそ、客室番号はちゃんと記憶しておかないといけませんよ。
マスターステーションDでの安全に関する合同説明会の様子です。詳しくは後ほど・・・
ほとんどの皆さんは、旅行会社にもらったパスケースにクルーズカードを入れて、首からぶら下げていました。パスケースには、旅行会社の名前が入っていますので、話題のきっかけにもなっているようです。
また、クルーズカードは乗船回数や乗船日数によって色が変わります。
ブルー→ゴールド→ルビー→プラチナ→ブラック
最初は、「すごい!この人ってば、ゴールドカードだ!」と尊敬のまなざしで見てましたが、2回目の乗船からゴールドカードになります。なーんだ。ちなみに、4回目でルビー、6回目でプラチナ、そして16回目でブラックです。ブラックカードは、「エリートメンバー」と呼ばれる特別なお客様として扱われ、ダイニングもラウンジも専用だったりします。
クルーズカードのステップアップの詳細、リピーター特典「キャプテンズ・サークル」
現在執筆中・・・後ほど更新予定です
もう1枚のカードは・・・
カードじゃなくて、地図でしたー。広げると、A3よりも大きな地図になります。だれかが、全員の分をパタパタと折っているんだなーと申し訳なく思ってしまいました。
広げるとこんな内容です。携帯しておくと便利かもしれません。この画像を携帯に入れておくだけでもいいかも。
このように、船内のエレベータや階段のところに船内地図が掲示されていますので、地図を持ち歩かなくても迷うことは無いかもしれません。
ダイヤモンドプリンセスに初乗船
手続きが終わりましたので、船に向かいます。通路の途中で、ダイヤモンドクルーズの景色をバックに、写真を撮られました。ブラタモリで雨に日にいつもやってるあれです。船の大きな写真の前に立たされての写真です。あとで、船内に飾られますから欲しい人は購入できるという、修学旅行システムでした。
さあ、船に乗るぞー!船はすぐそこなので、意気揚々と歩くのですが、なかなかたどり着かない。
うゎー、まだ結構遠いよね。
船の大きさが実感できます。
そこを曲がればもうすぐっぽいのです。
こういうところ、意外と怖いです。
まだまだ、結構遠いなー
あ!明るい光が見えてきましたよ!
なんだ、隙間が空いてたのか・・・やっぱり怖いですね
下に見えるテントは、途中下船する人の出入口です。その名も「ギャングウェイ」ってなんかかっこいい名前です。
さっそく、先ほどもらったクルーズカードの出番かな?
まずは、クルーズカードのバーコードを読み取ってからの顔写真撮影&登録。これで、このクルーズカードは、私以外は使えなくなったのですね。
やっとダイヤモンドプリンセスの中に入りました!!中は超豪華な雰囲気です。なんだか、場違いなところに来てしまった感満載です。
乗船したら何をする?
まず船内に入って・・・何をすればいいかわかりません。部屋に案内してくれる人もいないし・・・いやいやその前に、部屋に行ってもいいのかすらわかりません。船の中に放り出された感覚です。すると、周りの皆さんは写真右のほうに見えるカラフルな服を着た係員の人に説明を受けている様子です。
各旅行代理店のスタッフが、専属コーディネーターとして乗船していますので、困ったときは相談出来るようになっています。私はJTBでクルーズを申し込みましたので、JTBのスタッフに、次は客室に行けばよいことと、客室への行き方を教わりました。今後、何かと頼りなりますね。
また、このあとすぐに、乗船説明&シップツアーという、船内の案内をしてくれるそうですから、参加することにします。いま13:30なので、まだもう少し余裕があるかな。
ここ6階には、ゲストサービスデスクとかパッセンジャーサービスデスクと呼ばれる、いわゆるフロントがあります。船の玄関口ということです。
その前には、3階分の大きな吹き抜けのアトリウムがあり、シースルーエレベーターが2本上がったり下がったりしているのがとてもきれいです。
このエレベーターを5階から見上げるととってもきれい。こんな私が、こんなところで、こんなことしてていいのか?と心が痛むのです。しかし、そんな罪悪感もどんどん薄れ・・・この豪華で怠惰な世界に溺れていくのです・・・
ここもまもなく、酒池肉林・狂喜乱舞、人で埋め尽くされる修羅場となるのです・・・それはまた後ほど・・・
今回の乗船口は6階でしたが、港によっては5階だったり4階だったり、いろんなパターンがあるそうです。でも、6階が乗船口になるパターンが一番多いそうです。ここは6階でしたので、エレベーターで10階に上がり、自分の客室に向かいます。
歩けど歩けど、我が部屋に着かず・・・
ようやく到着!今回は内側の部屋ですので、窓はありません。電気を消せば真っ暗な世界に包まれます。
内側ツイン客室内の紹介動画
海側バルコニー客室内の紹介動画
部屋は狭いといえば狭いですが、コンパクトでも収納がたくさんあります。だから、スーツケースの中身すべてを使いやすいように部屋に片付けられるので、とっても快適な部屋になります。また、壁の両側にはとても大きな鏡がありますので、部屋が狭く感じることはありません。無限に広がる空間のようです。まあ、バルコニー付の部屋だと海風に吹かれながら景色が見えて、そりゃ気持ちいいのでしょうけど・・・
この扉は何でしょう?まあ、だいたい想像できますね。
はい正解です!冷蔵庫でしたー
てか、水が入っているけど、ぜんぜん冷えてませんけど?(ちなみに入っている水は有料です)もしかして、この冷蔵庫壊れてない?中のアルミ板も常温なんですけど・・・これは一大事!と、先ほどのJTB専属コーディネーターに聞きに行くと・・・
「そういうことは、ゲストサービスデスクにたずねるといいですよ。」
さすが、コーディネーターです。コーディネートするだけでした・・・
ゲストサービスデスク(いわゆるフロント)でたずねると、運良く?少し日本語の出来るスタッフでした。
「冷蔵庫の水が、ぜんぜん冷えてないので、壊れているかもしれません。それとも、スイッチが入ってないのでしょうか?」
「レイゾウコニミズヲイレテモ、スグニハヒエナイノデース」
「そうじゃなくてですね、ずっと前から入っていた水が冷えてないんです。」
「シバラクスレバ、ヒエルトオモイマース」
だめかー、英語で説明したほうが通じるのか・・・と悩んでいると、日本人の受付の人がやって来て
「冷蔵庫の奥の左下に強弱のつまみがありますので、強にしてみてください。弱になっているかもしれませんよ。」
「ありがとうございまーす!!」
よかった、日本語がちゃんと通じる人がいてよかった。
早速冷蔵庫を見てみると、ありました。確かに、一番弱くなっていました。冷蔵庫の音がうるさくて、弱にでもしたのでしょうか?ともかく、強にしておきます。
そんなことをしていると、もうすぐ14:30です。シップツアーが始まってしまいます。急がなければ・・・えーっと、集合場所はインターネットセンター前5階中央右舷側・・・なんじゃそりゃ?
とりあえず、5階を目指してエレベータに向かいます。向かいますが・・・あれ?6階までしかありませんけど??
あとでわかったのですが、エレベータホールは、船の前方・中央・後方にあって、船の後方にあるエレベーターでは5階にいけないようです。
だから、5階中央右舷側だったのですね。急いで中央のエレベーターに向かいます。
乗船後すぐにイベント目白押し
ふー、間に合ったー。JTB専属コーディネーター以外にも、阪急交通社・クルーズプラネット・クラブツーリズムのスタッフがいるようですね。
ダイニングルームの場所から、メニューの選び方やおすすめの料理などなど・・・
たくさんあるバー・ラウンジ・クラブでの過ごし方や、おすすめの絶景場所などなど・・・たっぷり1時間近く教えていただきました。初めて乗船される方だけじゃなく、2回目3回目の人も、知識を広げるために参加されるのもいいと思います。
ツアーの途中、アトリウムでなにやらイベントが行われていました。真ん中にシャンパンでしょうか?ワインでしょうか?を置いて、輪投げをしているみたいです。入ったらもらえるってイベントでしょうかね。
途中、とても眺めの良いところがありました。
また何度か、いろんな時間に景色を見に来ようと思います。
部屋に戻ると、陽気な客室係のお兄さんが「フォルフィフティーせーふてぃー・・・なんやらかんやら」と教えてくれるのですが、なんだかよくわかりません。あーそうか、4:15から安全説明会ってことですね。とっても巻き舌で、陽気な客室係なのです。下船まで、この陽気な客室係さんにはとってもお世話になるのです。安全説明会はどこに行けばよいか、場所は客室の扉の内側に書いてあります。
船のスタッフは、基本的に日本語が通じません。「コニチワ!」とか「アリガトゴザます!」とか「ムリョーです!」とか、仕事上伝えなきゃいけない日本語は発しますが、コミュニケーションは英語でしなければなりません。しかし、英語で話されると、何言ってるかわかりません。ていうか、英語かどうかもわからない言葉を話すのです。「これが、本場の英語なのかー」って感じ。つまり、東南アジアなまりだったり、中南米なまりだったり、いろんな英語があって、英語のリスニング試験のようにはいかないんです。
言葉の壁に、心が折れそうになっていると・・・やばい、もう4時過ぎてるじゃないですか!
えーっと、安全説明会の集合場所は、エクスプローラーラウンジね・・・ってそれどこやねん!
地図によると・・・中央エレベータから7階に行けばいいのですね。間に合うかなーって、エレベータがぜんぜんこないから!もうすぐ時間なのに!よし、もう階段で行こう!やっぱ数階の移動は、階段が早いのです。階段で行くと、いたる所に救命胴衣を身に着けたスタッフが立ってて、集合場所であるマスターステーションに誘導してくれました。ただし、完全英語でした~(折れる~)。ようやく、私たちの集合場所であるマスターステーションD(エクスプローラーラウンジね)に到着しました。ちゃんと参加者確認のため、クルーズカードをピッとして出欠確認されます。
英語・中国語・日本語の3ヶ国語でセーフティ講習ビデオを見せられます。ビデオを見た後は、実際に訓練で警報が鳴り響きます。そして、救命胴衣の装着の仕方の実演があります。
「このあと、救命胴衣の装着テストがありますので、ちゃんと覚えて・・・」
と、ナレーションが入りますので、やばいと思いましたが、続けて
「ということはありませんので、ご安心ください・・・」
なんだ、セーフティージョークか・・・良かった。実際、寝てる人が多かったです。
しばらく、「セーフティー♪」という歌声が耳に残り、自分では気づきませんでしたが、鼻歌で歌っていたそうです。ダイヤモンドプリンセスあるあるですよ。
この、安全説明会は、全員参加しないと船が出港しないそうです。本当でしょうか??真偽はわかりませんが、とっても迷惑をかけることに間違いありませんので、忘れないように必ずピッとしてもらいましょう。
安全説明会が終わって一息つくひまもなく、まもなく出航なので見に行こうとデッキのほうに行ってみました。
出航を記念して、地元の吹奏楽やら何とか踊りやらで盛り上げてくれるそうなので見ようと思いましたが、出航にはまだ早かったようです。大阪出航予定は18:00ですが、今はまだ17:00ですから・・・いやまてまて、こんなことしてる場合じゃない!もうディナーの時間ですから。
ディナーは17:30と19:45が選択できましたが、早くご飯を食べてあとはゆっくりしようと思い、早い時間を選択しました。うーん、今日は本当に盛りだくさんだわ。
クルーズ1日目のディナー
急いで、われわれがディナーをとるダイニングに向かいましたが、まだ開いていませんでした。そりゃそうですよ、だってオープンまでまだ30分近くありますからね。
待っている間、壁に貼っているメニューを見て、ディナーの作戦を立てることにしました。えーっと、なになに・・・なーんだ、英語表記のメニューか・・・残念。と思っていたら、反対側の壁に日本語表記のメニューがありました。
さあ、オープンです。扉のところで接客係にテーブル番号をつたえると、席まで案内してくれました。テーブルは、4人がけ、6人がけ、8人がけとあり、基本的に見知らぬ人と相席です。
席に座るとメニューを渡され、相席の人が来るのを待つことになります。基本的に全員そろってから、テーブルの人みんなで一緒にオーダー開始です。
メニューを見ている間、ウェイトレスさんに、「ビール?ワイン?」とすすめられましたが、ちょっとお高いので拒否・・・いやいや、丁重にお断りしました「ノーサンキュー」と。そうすると、グラスに水を注いでくれます。ミネラルウォーターじゃないグラスオブウォーターは無料です。周りの皆さんは、ビールを飲んだり、ミネラルウォーターを頼んだり、私からすると豪遊状態でした。うらやましい。
メニューの注文の仕方は、先ほどのJTBの人に説明を受けてますから大丈夫!のはず。このダイニングでは、何をいくつ頼んでもOK!I will have all.なんてのもあり。食べられませんけど。さー、何を食べましょうかねー。
いくら、たくさん頼んで良いといっても、テーブル全員の前菜が終わったらメイン、全員がメインが終わったらデザート、と進んでいきますから、自分だけ前菜をたくさん頼むと、他の人は待ちぼうけになるのでほどほどにしておきましょう。でも早食べに自信があるなら大丈夫。みんなが1品食べている間に、3品も4品も間食すれば迷惑をかけずにすみます。でも、前菜をそんなに食べると、せっかくのメインが食べられなくなりますよ。
メニューの左上に、「シェフのお勧め」が書いてあります。迷ったら、おすすめを全部頼めばOKってことらしいです。シェフのお勧めはいつも、前菜かサラダかスープの中から2品と、メインが1品、デザート1品のセットになります。ただし、メインは2品から選ぶようになっていますので食べたいほうを指差せばOK。もちろん、おすすめのメイン両方ってのもOK。そうそう、ウェイターさんは、基本的に英語ONLYなので緊張しますが、私の適当な英語でもがんばって理解しようとしてくれるので大丈夫でした。伝えたいことはガンガン話したほうが良いですよ。
私はこの中から、前菜にグラブラックスとデンダーグリーンサラダ、メインはポークベリーとシーフードクロックポットを頼みました。デザートはあとでオーダーします。
前菜1品目、グラブラックスです。
思ったより少ないのでびっくり。こういう高級レストランは縁が無いので、勝手がわかりません。お年寄りの人が多いので、残さないように少ないのかもしれませんね。でもこれは・・・とってもおいしいのです。ますの寿司の上にのってるますのような・・・いやちがうちがう、しめさばの・・・いやいやそんな和風の味ではありません。でも、方向的にはそんな感じ。
前菜2品目、デンダーグリーンサラダです。
一見単なるサラダですが、上のチーズがおいしい!!控えめなドレッシングとパンチの効いたチーズが癖になりそうです。これはまた注文するぞ!
よし!みんなと同じタイミングで前菜を食べ終わりましたので、迷惑をかけずにすみました。緊張するわー。でもみんなが、あわせてくれてたりするんだろうね。ちなみに、前菜は前菜で、メインはメインでいっぺんに来ますから、たくさんオーダーするとテーブルに乗らない恐れ有りですよ。
メイン1品目、ポークベリーです。
直訳すると、豚腹ですから、豚バラの焼いたやつってことです。これはやわらかくておいしい!!ほうれん草とポテトの上に置いた意味は庶民の私にはわかりませんが(もう!切りにくいから!)、すりおろしりんごソースかな?コレをつけるとまあ上品な甘さのとろける豚バラで、癖になります。願わくば、もう少し量があればいいのになあ。
メイン2品目、シーフードクロックポットです。
ドーンとやってきましたが、やばい!どうやって食べればいいんだ?フォークでグサっとしていいのか?と悩んでいると、ウェイターさんがささっと食べやすくしてくれました。
シーフードがたっぷり入っていて、これはリゾットです。ご飯が入ってました。貝とか海老とか入ってるやつだろうなーと思っていたら、ご飯は見落としてたなー。スパイスが効いてとってもおいしい。でもこれは、洗うのが大変だろうなーと心配するのでした。
うーん、思ったより少ないので物足りないなー。と思っていたら、デザートのメニューがやってきました。これは、デザートで挽回するしかないぞ!何にしようかなー
えーっと、ラブボートドリームでしょ、あとチーズケーキでしょ、さらにクリームブリュレも!・・・注文の仕方は「(メニューを指差して)これアーンドこれアーンドこれ」で大丈夫でしたよ。
デザート1品目、ラブボートドリームです。
ラブボートっていうのは、3~40年前のアメリカドラマで、クルーズ船を舞台にいろんな騒動が巻き起こるってやつらしいです。それにちなんだ名前のデザートなんだから、おいしくないわけがない!!すこし甘めだけど、とろーりチョコがぎっしり詰まっていておいしい!ジャムをつけたらまたおいしい!!これは、絶対に次も頼もう!
デザート2品目、チーズケーキです。
これは、甘さ控えめで、なんかザラザラするなー。おいしいけど、さっきのチョコのインパクトが大きすぎて、味がわからん。くっそー、チーズケーキをたべてから、チョコケーキに行けばよかった・・・よし、次はそうしよう!だから、次も注文決定!
デザート3品目、クリームブリュレです。
これはまた・・・さっきまでと違って存在感のある大きさですね。プリンの上に砂糖をまぶして、あぶってカリカリにしたやつです。スプーンでガツンといかないと割れないくらいべっこうあめ状態。スプーンで押すとプリンがぐにゅーっとなるし、ガツンとするのはハシタナイシ。誰か正解を教えてー!おいしいですけど、まあふつうにおいしいプリンです。たぶん、もう頼まないです。
デザートを食べている間に、ウェイターさんが「コーヒー?コウチャ?」と聞いてきましたが、やはりここも「ノーサンキュー」。だって、高いんだもん。でも、レギュラーコーヒーは無料だったみたいですね(たぶんネスカフェ)。最後の日に気付きました。次のクルーズでは「イエス!ワンレギュラーコーヒー」とお願いしようと思います。
ちょっと!なんていうか、料理がぜーんぶとってもおいしーです!この料理で不満って人、いつもどんな料理を食べているのでしょうねー。まあそんな人はいないと思うけど・・・
同席の方と雑談をして、部屋に戻りました。同席の方は皆さんいい人でよかった。
船内探検ツアー
部屋に戻ると、なにやら様子が違います。ベッドがきれいになってるし、あとこれはなんだ??大きいのは記念のバッグかな?あと小さいのは?
チョコレートでした!
そうだ、コレをお土産にしよう!と、ケチな考えが頭をよぎるのでした。いかんいかん、と思って食べたらこれがおいしくないの・・・あげなくてよかったかも。
乗船してからここまで、船内ツアーと安全説明会とディナーに行きました。これが普通の旅館だと、あとは旅館内の探検をして終わりでしょうか(探検しない?)。あとは、温泉に入ってゆっくりテレビを見て寝るってところなのですが、ここは豪華客船なのでまだまだイベント盛りだくさんなのです。
自分に合ったイベントを見つけるために欠かせないアイテムがあります。それが、「プリンセス・パター」。いつ、どんなイベントをしているかをまとめた船内新聞で、客室のドアの脇の部屋番号のところに毎日届きます。
この、プリンセス・パターにはイベントだけじゃなく、今日のドレスコードや天気予報から、イベントやショッピング情報までたくさん載っています。これを読めば、船内を満喫できるのです。
実際のプリンセス・パター(船内新聞)をご紹介しておきます。
1日目のプリンセス・パター(船内新聞)
食事が終わるのが、だいたい19:00ですから、船内のイベント情報を見ると・・・まだまだ、予定されているイベントの半分くらい残っていることになります。
ドローンクイズも面白そうだし、健康セミナーってのも気になる。ジャズメロディーを聴きながらゆっくり過ごすのもいいし、多数決クイズも参加してみたいね。
さあ、どうするか・・・決めたのは・・・
今日は、イベントに参加しないで、船内を探検します!
だって、どこでイベントがあるとか書かれていても、そこがどこかわからないですから。
ダイヤモンドプリンセス15~17階
そして、まず最初に向かったのは・・・「スカイウォーカーズナイトクラブ」
スカイウォーカーズナイトクラブは、船内後方のエレベータから16階に向かい、そこから階段で上った17階にあります。なぜ、まず最初にここに行こうと思ったかというと・・・さっき見たとっても景色がきれいなところだったからです!
まずは、エレベータで16階に上がったところに入り口があります。もう入り口から、怪しさ満載です。
そこに入ると、17階に上がるエスカレータがあります。しかし、このエスカレータは、なぜか・・・動いていないんです!階段ってことです!
そのエスカレータ状の階段を登ると・・・
なんとも、豪華な空間が現れるのです!!
右も豪華!
左も豪華!
しかし、だーれもいませんね。なんででしょうね?まだ19時過ぎだからでしょうか?それとも、皆さん18歳未満なのでしょうか?
夜だから景色が見えないので、そそくさと退散します。
ここで、皆さんも気になったのではないでしょうか?
勝手に入っていいのか?と
そうなんです。ここが、ダイヤモンドプリンセスのというか、クルーズのたびの醍醐味。食事中のダイニングルームを除いて(もちろんスタッフルームや客室も)、船内はどこに行ってもOKだし、どこに座ってくつろいでもOKなのです!!・・・・たぶん
それは、クルーズの代金は(一部を除き)すべての施設利用の代金を払っているってことになっているからです。しかし、ダイニングは食事をするテーブルが決まっているので、食事の時間は勝手に入っちゃダメ。逆に言うと、ダイニングでも食事の時間以外は入ってもいいのです!どうせ準備中のときは閉まってて入れないですけどね。でも、食事の時間以外で開いていれば入ってOK!・・・・たぶん
だから、こういうナイトクラブでも、勝手に入ってソファーに座ってくつろいでいてもOK!ただし、スタッフが「お飲み物はいかがですか?」的なことを英語で聞いてきますが、必要が無ければ「ノーサンキュー」と言えば大丈夫。スタッフも、飲み物をすすめるのが仕事ですから、嫌がらずに答えてあげましょう。
そもそも、ラウンジやバーやクラブといった、お酒を飲みながらくつろげるところは、ほとんどが仕切られた部屋ではありません。なぜかというと、通路としての役割も果たしているのです。船内を広く使う工夫なのでしょうか?どうなのでしょうね。
まず、左右に2つの部屋があります。ユースセンターとティーンセンターです。3歳から17歳までの子供が楽しく過ごせる施設のようです。船内は、大人が楽しめるような魅惑の世界なので、子供の教育上悪いという意味で、子供はここに隔離しておくそうです・・・ウソです。
子供じゃないと、中には入れません。だから、中は謎です。
そして、中央には大浴場の「泉の湯」があります。ここは、プリンセスクルーズの船でもこの日本発着のダイヤモンドプリンセスにしかない大浴場で、日本式の丸裸でお風呂に入るシステムのようです。入ってないから、詳しくはわかりませーん。だって、90分15ドルもするんですもん。
ちなみに、ここは、船内後方15階のエレベータホールです。4機のエレベータがありますね。つまり、エレベータを15階で降りると、ドドーンと泉の湯があるということです。
ダイヤモンドプリンセス14階
次は14階です。14階からは、船内の中央や前方に通り抜けられます。15~18階はらくだのコブにいたということで、14階からは背中に来たということです。逆にわかりにくいでしょうか・・・
なんていっても、ホライゾンコートというブッフェがすごい!朝から晩までいつでも食べ放題なんです。
さて、みなさんは伊勢神宮の遷宮をご存知でしょうか?神宮には東と西に同じ大きさの敷地があって、20年に1度きれいに立て直して移り変わります。だから建て替えている間も、建て替えていない側が伊勢神宮として成り立つわけです。なにが言いたいんだって?
なんと、ホライゾンコートも遷宮システムなのです!
ホライゾンコートは、まったく同じブッフェが左右対称に2つあります。ランチ時など、利用者が多いときはダブルで営業していますが、そうでないときは遷宮システムで、片方ずつオープンしています。だから、こっちにはだーれもいない。
あれー?この時間(20時ころ)はブッフェオープンしてないんだー?となります。(このときはそう思ってました)
でも、ほんとは反対側でオープンしていて、大盛況なんでしょうけど・・・そんなこと、まだ知らないですから、素通りです。じゃあ、下の階に行こうかってなりました・・・今考えると「しむらーうしろーうしろー」です。
この船はアメリカの会社が運営しているので、13という数字は不吉だそうで、13階はありません。ちなみに、なぜ13が不吉なのか?キリストが処刑された日だからというのは都市伝説で、本当は誰も良くわからないそうです。
そして、12階から8階までは、客室だけの階なのでとばして
ダイヤモンドプリンセス7階
次は7階に向かいます。ここは、たーくさんのお店や有料ダイニングがあります。しかし、有料なのであまり縁がないお店が多いです。有料のお寿司屋さんとか、有料のイタリア料理やさんとか、宝石店やブランドショップなどなど・・・お金持ちの人が、こういうところでお金に物を言わせて時間をつぶすんだ!そうに違いない!
と、間違った怒りをぶつけながら、「クラブ・フュージョン」に向かいます。
7階をどのように進んでいくかというと、こんな感じ。赤が通ったところで、青が写真を撮ったところです。
船内後方エレベータ7階を降りると廊下があって、なにやらたくさんの港グッズが壁一面に張られています。
寄港地(立ち寄った港)から、よく来てくれました!ともらった記念の盾?プレート?のようなものが飾られています。いろんな港に立ち寄ったんだということがわかります。いろいろ面白いです。
まあ、面白いとはいうものの、そこまで興味が無いのでさらに奥には何があるんだろうと、気もそぞろに歩いていくと扉がありました。これが、クラブ。フュージョンです。
中は、こんな感じ。えーっと、この時間はクラブフュージョンでは・・・(船内新聞によると)ワンウェイパーティーバンドによる演奏だそうです。このあとは、50年代&60年代ダンスパーティーがあるので、盛り上がることでしょう。
こういうところには、バーカウンターがあって、ドリンクを注文することが出来ます。たぶんお高いんでしょう。
こういうイベントをしているところがあるから、イベントがないスカイウォーカーズは人がいなかったのですね。なるほど・・・
7階がどのように進むことができるかを地図に書きました。まず、コレを書いたほうが良かったでしょうか?とっても複雑ですが、船内前方に行きたければ、どんどん進めば基本的に行き止まり以外はどこを通ってもいいので、気にせずどんどん行けばよいのです!
さらに、船内前方に向かいます。フォトビデオギャラリー・サバティーニ・海寿司・エクスプローラーズラウンジです。
これが、サバティーニです。有料のダイニングですので、利用するのに29ドルかかります。でも、メニューの中からたくさん頼んでもOK!(メインは1個ですけど)なので安い!だって、たとえば東京青山にあるサバティーニだと最低でも10000円ですよ。普通に2~30000円しちゃいますよ。ほら絶対的にお安いはず!ぜひこのクルーズの期間中に行きたいと思います。はたして予約が取れるかどうかですね・・・
写真はないですが、サバティーニの手前にフォトビデオギャラリーがあって、そこに修学旅行写真システムで、写真がたくさん飾られます。欲しいのがあれば、担任の先生に言えば購入することが出来ます。
そのお隣が、海寿司(かいずし)です。なんとも言えない、常人には理解し難い、とーっても派手な外観のお寿司屋さんです。ここは、サバティーニと違って、食べた分だけ料金がかかるので、ちょっと敷居が高いですね。
少し進むと、船長以下上級クルーの写真が貼られています。ちなみに今回の船長は、ステファノ・ラベラ船長です。スティーブンと呼ばないでと言ったとか言わなかったとか。
船長の写真を過ぎると、アトリウムに出ます。5・6・7階分が吹き抜けになっていて、このアトリウムの周りには、ショップがたくさんあります。このメインの場所で、いろいろお金を使ってもらおう!作戦のようです。
そういうショップは、庶民には縁がない場所なのでスルー。しかし、爆買してる人もいましたよ。その先には、ホイールハウス・バーがあります。
なんでそんな名前かというと、ホイールがあるからです。これは、ちゃんとくるくる回るんですよ。子供が熱中してまわしてました。
ここも通り抜けることが出来て、通路として使っちゃいます。反対側はこんな感じ。
もう少し進むと、ちょっとした階段があり・・・
その階段を上ると・・・
ドドーンと大劇場があります!
ここも、イベントが無いときは勝手に入ってくつろいでも大丈夫。まあ、イベントがあるときも自由に出入りできますけどね。
結構人がいるけど、このあと何かイベントがあるのかな?(船内新聞をペラペラ)って、何も無いじゃん!みんな何しに来てるの!ってまあ、私もここに来ちゃってますけど。
劇場の下のほうに行くと、左右に出口があります。そこから出ると、いつの間にか6階に来てましたーとなります。
ダイヤモンドプリンセス6階
次は6階に向かいます。ここが船内の中心地と言ってもいいのではないでしょうか。なんせ、ゲストサービスデスク(フロント)がありますし、アトリウムの中央階ですから。
プリンセスシアターという劇場が船内最前なので、そこから後方へ進んで行きますとまず、数少ないタバコが吸えるシガーラウンジがあり、その次に結婚式が出来るウエディングチャペルがあります。どちらも縁が無いのでスルーしまして、到着したのがカジノです。
カジノから人が出てきたからといって、その人がギャンブル好きとは限りません。なぜかというと、船内前方から後方へ行くには、カジノを通らなければいけないから、ほとんどの人が通路として利用しているだけだったりします。実際にカジノとして営業しているのは外洋に出たときで、大阪や沖縄に寄港しているときは営業できないそうです。だから今は閉店中。通行者以外に人はいません。
ルーレットやポーカーなどなど、蝶ネクタイをしたディーラーが「さあ、はったはった、丁か半か!」みたいな感じでラスベガスみたいにやってます。でも、営業してても、あまり賑わっていなかったですね。日本人にはそういう文化がないですもんね。たまーに、閉店中にディーラーさんが練習していましたよ。
これが、カジノの反対側。もうね、カジノに興味の無いわたしには「カジノの飾り付けをした廊下」くらいの感覚ですね。
そしてアトリウムにやって来ました。ここには、ご存知ゲストサービスデスク(フロント)があります。名探偵コナンで、「アメリカではホテルの受付をフロントと呼ばないでレセプションと呼ぶんだよ」なんてやってましたが、ここはそうではありませんでした。知ったかぶりできませんでした残念。
縁がないとはいえ、この周りにあるショップを紹介しておきます。まずここは、6階のライムライトという一番大きなショップで、ブランド物を売ってるお店です。
ここは、6階のエッセンスというコスメショップです。
ここは、7階のカリプソコーブというお店で、船内グッズというのかな?プリンセスクルーズ商品を売っています。とくに、くまのスタンリーが人気です。ディズニーでいうミッキーです。
詳しくは・・・ってまあいっか。なんか、いろいろありましたが、ショップは一度も入ってないのでわかりません。たぶん、一般庶民は足を踏み入れない聖域だと思います。これらのショップ情報は、プリンセスパター(船内新聞)にチラシっぽく挟まれてきますが、あんまり何を書いてあるかわからないです。なぜ?
ダイニングのパシフィックムーンと、サンタフェです。両方とも、ディナー会場に割り当てられるダイニングですので、行く人は毎日行くでしょうし、行かない人はぜんぜん行かないところです。私のダイニングはインターナショナルダイニングなので、私は両方とも一度も行ってないです。
6階はこんなところです。ホントは6階にはあと、インターナショナルダイニングがあるのですが、ここからは通り抜け出来ないようになってて、一度7階に上がらないとインターナショナルダイニングに行けないのです。地図の通り、間に大きな厨房がありますから。それに、今日夕食を食べたのがインターナショナルダイニング。もう行ってるから、6階はコレで探検終了!
ダイヤモンドプリンセス5階
今回は、船内中央階段で5階に降ります。アトリウムをグルっと1週するコースです。階段を降りて左舷側に行くとサボイダイニングルームがあります。ここも、ダイニングなので、ここで食事をする人が決まっています。たぶん、たぶんですけど、部屋の位置とかグレードとか乗船回数で振り分けるのではないでしょう。
右回りに進んでいくと、ちょっとしたバーがあり、その先がショアエクスカーションデスクです。なんじゃそれ?と思って聞いてみると、寄港地観光ツアーを申し込むところのようでした。寄港地ではツアーに参加しない私には縁が無いので、ここも今後来ることがないでしょう。実際に、ここに誰かがいるのを見たことがありません。たぶん、皆さんはクルーズを申し込むときにツアーも一緒に申し込んじゃってますから、急遽申し込む人以外は縁がないと思います。
さらに進むと、キャプテンズサークルデスクがあります。かんたんに言うと、リピーター友の会って感じでしょうか。プリンセスクルーズに乗船2回目から、キャプテンズサークル(リピーター会員)に入ることが出来て(と言っても自動で入っちゃいます)、次回以降クルーズカードの色が変わり、特典がどんどん付きます。だからといって、このデスクで何かしなければいけないことがあるわけではないので、ここにも誰かがいるのを見たことがありません。
さらに進むと、ザ・ライブラリーいわゆる図書室があります。私のように始めてのクルーズですと、探検やイベントで毎日楽しいですが、何十回・何百回と乗船している人は、優雅に本を読みながら毎日過ごすのでしょう。また、本だけじゃなくボードゲームもいろいろあります。まあ、ほとんど英語ですけど・・・
しかし、図書室なのに本を読む以外でここに来ることがあります。
その理由1は、ここにスタンプがあるからです。まあ、スタンプしないですけど・・・
その理由2は、モーニングショーのクイズの応募が出来るからです。毎日夜10:00から船内テレビで、モーニングショーという番組が放送されるのですが、最後のほうにクイズが出されます。その答えを書いて応募したり、番組の感想や要望などを書いて箱に入れます。そかし、なぜ夜10:00にモーニングショーなのかは謎です。
モーニングショーは、毎日見てました。その日(次の日)に行われるイベントの紹介やショップの紹介など、船内を楽しむための情報が得られるからです。船内テレビについてはまた後ほど。
さらに進むと、インターネットカフェがあります。
船では携帯が通じるわけないのでネットが出来ません。そこで、ここのパソコンや船内のWi-Fiを利用してネットが出来るようになっています。衛星通信を利用してつながるそうです。あんまり使っている人見たことがないです。だって高いんだもん!
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・プレミアム接続 29.99ドル/日
・サーフィン接続 24.99ドル/日
・ソーシャル接続 14.99ドル/日
普通に使えるのはサーフィン接続らしいので、1日25ドルです。いやー、25ドルも払うなら、サバティーニでディナーが食べれるじゃないですか!やはり、船内のサバティーニは割安だと確信して、このあとサバティーニに予約を入れることを決意します。優雅な人たちを見て、少し気が大きくなったのかもしれません・・・はたしてこれが、吉と出るか凶と出るか?
そのお隣は、フューチャークルーズデスクです。ここは、次回のクルーズを予約するところです。なんと、もう次を考えるだと?!夕飯を食べてるときに、明日の夕飯を考えるみたいな?そんなやついるのか?・・・・・・それがたくさんいるんです。
5階最後は、ビバルディダイニングです。ここもダイニングなので、縁がない人にはまったく縁がありません。
これで5階はすべてです。あとは、客室がたくさんありますので、6階や7階より公共の場所が狭いです。ダイニングより後方はスタッフエリアです。
再びダイヤモンドプリンセス14階
このとき20:30です。まだまだ夜は長いですので、もう一度14階に行ってみることにしました。前回は船内後方のエレベータから上がりましたが、今回は船内中央にいるので中央のエレベータから上がりました。
ちなみに、ダイヤモンドプリンセスの各フロアには名前が付いています。たとえば、6階のデッキ名はフィエスタです。だから、エレベータの到着のとき「フィエスタ、デッキシックス」とアナウンスがあります。最初はこれが何を言っているのかわかりませんでした。気付いてからはこれが癖になり、今ではもうそのアナウンスが恋しくなってます。「カリーブ、デッキテン!」
「リド、デッキフォーティーン」とアナウンスがあるとそこは14階。先ほどの14階とは景色が違います。だって、前方に行っても後方に行ってもプールなんです。
プールつきの豪華客船で開放的になったとしても、さすがに冬の大阪湾ですから、泳いでいる人はいません。後方側の大きなプールは屋根がなく寒いですから。
大きなスクリーンの下の明るいところが、遷宮システムのホライゾンコートブッフェです。今みても、営業してるんですよね~。知らないので、この日はもう近寄りませんでした。
こんどは、反対側の前方側の室内プールです。
こちらも誰もいないから、全貌を撮影しようと上に行くと、そこには卓球台がありました。そして、熱心に卓球に打ち込む台湾人が・・・・・・台湾人って、ほんとに卓球好きですね。黙々と卓球をしていました。とっても上手なんです。
そして、その下を覗き込むと、マージャンで盛り上がってます!!・・・・・・台湾人は、マージャンも好きなのですね。
なんだか少し怖かったので、もう部屋に戻ることにしました。帰りに、ゲストサービスデスクに行ってサバティーニの夕食を予約することにしました。しかし、ゲストサービスデスクでの返事は、サバティーニに直接電話して予約してくださいとのこと。電話番号を教えてくれました。そりゃそうなりますよね、フロントで予約できませんよね・・・・・・わかってましたよ、なんとなくわかってましたが、ここには日本人スタッフがいるから頼っちゃったんです!
はいはい、覚悟を決めてサバティーニに電話しますよ。部屋に戻ったらね。
部屋へ帰る途中、通り道でピアノの演奏が見えました。こうやって、いろんなところでイベントをしているんだ。明日はどのイベントに行くか作戦を練らないと。
まだまだ簡単には眠れない
さて、覚悟を決めてサバティーニに電話です。
プルプルプル・・・ガチャ・・・「Hello!」
ほら、ハローなんて言われちゃったじゃん、どうすんのよ!そうだ、さっきフロントで聞いた魔法の呪文をと・・・・・・「じゃぱにいずぷりいず」
「ハイ、ニホゴダイジョブデス」
あんまり大丈夫じゃなさそうだけど・・・
というやり取りでしたが、なんとか予約が取れました。あさって3日目の夜です。3日目は沖縄に寄港するので、皆さんはゴーヤーとソーキソバをたらふく食べるので、夕食はいらないのでしょう。奇跡的に予約が取れました。「サバティーニ 予約を取るなら 寄港日に」
今日は、本当に盛りだくさんの一日でしたので、22:00なので少し早いですがもう寝ようということになりました。さて、お風呂お風呂・・・・・・てか、シャワーが出ないから!!えーっと、上のつまみを回すと、下から水が出るでしょ。下のつまみが温度調整でしょ。シャワーは?下の水道で体を・・・・・・いやそんな分けない、シャワー付いてるから。
悪戦苦闘の末、もっと回せばシャワーに切り替わるのでした!海外のシャワーって、これが普通なのかもしれないけど、庶民の私には勉強になるわ。しかし、シャワーノブのストッパーのようなものがグラグラしていて、5回に1回くらいしかちゃんと回りません。これで大丈夫か?不安だわ~
ちなみに、シャワー室には、シャンプー&コンディショナーってボトルと、シャワージェルってボトルがありました。シャワージェルって何??怖かったので、使いませんでした。自分の愛用のセットを持って行ってましたから。
トイレは、シャワーの隣にありますが、とてもきれいでしたよ。ちなみに、ウォシュレットではありませんが、便座に座ったまま前の水道に手が届くので、いざとなったらトイレットペーパーを濡らすことが出来ます。これ、なかなか大発見でしょ。
便器に何でも放り込むな!ってことでしょうけど、ビン捨てたりってそんなやついないよー。あと、ふたを閉めてから流すボタンを押さないと、なかなかの爆音が響きます。真空何とかシステムらしいです。
これで、1日目が終了です。まだ勝手がわからないので、寝る準備に時間がかかり、結局寝たのは深夜になってしまいました。2日目は7:00に起きようと思います。疲れた~
いつかは乗ってみたいダイヤモンドプリンセス。
乗った気分で休日に一気に読んじゃいました!
セレブではない(失礼)目線で、本当にタメになりました。
文章も面白かったです。
ありがとうございました!
コメントありがとうございます。
また書きますので、ぜひ参考にしてください。
いつか船上でお会いするかもしれませんね。