クルーズ 1日目 乗船手続きと横浜港出航
ホーランドアメリカライン(Holland America Line)ウエステルダム(Westerdam)の「西日本周遊と釜山・チェジュ島15日間」
まず1日目は横浜港から乗船&出航の巻。
初心者の方必見!2023年にウエステルダムでクルーズの旅に行ったときの、楽しかったことから、悩みや苦悩とその解決策まで、すべてご紹介します。ノールダムやほかのホーランドアメリカラインの船も同じような感じだと思います。
これからクルーズに出発する人の為になるだけじゃなく、みんなが実際に行った気持ちになれるように楽しく書きました。ぜひ、見てください。
ウエステルダムは、アメリカのホーランドアメリカラインが運行する外国船。
外国のクルーズ船の旅は、大きな心配が伴います。
- 言葉が通じるか心配
- 料理が口に合うか心配
- 船酔いをしないか心配
- フォーマルの服装が心配
そんな心配が解消できるように、わかりやすくまとめましたので、ダイヤモンドプリンセスでクルーズの旅をお考えの人は、ぜひ参考にしてください。
行く予定がもう決まっている人は、これで予習してくださいね。事前に予習しているのとしてないのとでは、楽しさが何倍も違ってくると思いますよ。
ページ1 クルーズ1日目 乗船手続きと横浜港出航
ページ2 クルーズ2日目 清水港寄港
ページ3 クルーズ3日目 神戸港寄港
ページ4 クルーズ4日目 神戸港寄港
ページ5 クルーズ5日目 小松島港寄港
ページ6 クルーズ6日目 高知港寄港
ページ7 クルーズ7日目 広島港寄港
ページ8 クルーズ8日目 関門海峡
ページ9 クルーズ9日目 敦賀港寄港
ページ10 クルーズ10日目 境港寄港
ページ11 クルーズ11日目 釜山港寄港と船内散策
ページ12 クルーズ12~13日目 済州島寄港と鹿児島港寄港
ページ13 クルーズ14~15日目 終日航海と横浜港帰航で下船
ホーランド・ウエステルダムで巡る西日本周遊と釜山・チェジュ島15日間の日程
今回は「ホーランド・ウエステルダムで巡る西日本周遊と釜山・チェジュ島15日間」横浜発着の長めのクルーズです。
3/13(月) 1日目 乗船 横浜港出航19:00
3/14(火) 2日目 清水港寄港10:00~18:00
3/15(水) 3日目 神戸港入航12:00~終日停泊
3/16(木) 4日目 神戸港出航航24:00
3/17(金) 5日目 小松島港寄港07:00~18:00
3/18(土) 6日目 高知港寄港08:00~17:00
3/19(日) 7日目 広島港寄港08:00~24:00
3/20(月) 8日目 関門海峡(寄港無し)
3/21(火) 9日目 敦賀港寄港08:00~17:00
3/22(水) 10日目 境港寄港08:00~17:00
3/23(木) 11日目 釜山港寄港08:00~17:00
3/24(金) 12日目 済州島寄港07:00~16:00
3/25(土) 13日目 鹿児島港寄港10:00~17:00
3/26(日) 14日目 終日航海(寄港無し)
3/27(月) 15日目 横浜港入航 下船6:30
ウエステルダムの乗船手続き集合時間
今回、ウエステルダムは横浜の大さん橋から19:00に出航します。
送られてきた私の搭乗券には、GROUPと集合時間が書かれていますが、何かあるといけないため少し早めに到着しておこうと思います。
前泊の人は、集合時間ぴったりに到着して大丈夫だと思いますが、当日に新幹線や飛行機を利用する予定の人は、予定の列車や飛行機が欠航になっても大丈夫なように、他の代替案でも間に合うような時間に出発したほうが良いと思います。
しかし、ウエステルダムの搭乗券には英語表記しかないんですよね。
ダイヤモンドプリンセスとは、ずいぶん違います。
なんだか嫌な予感
ウエステルダムの搭乗手続き
横浜の大さん橋に到着しましたが、英語の表記しかありません。
でも、ダイヤモンドプリンセスで経験を積んできた(?) ので、まずはスーツケースを預けに行きます。
なんとなくいつもの場所に行ってみると、係員は日本人なのでほっとします。
「あ、日本人なんですね。頑張ってください!」
頑張ってって(笑) と思いながら、その隣の列に並んで整理券をもらいます。
整理券は、大さん橋共通のものでしょうか。
海外の方が多くて、皆さんもうすっかり椅子に座って待っています。
そうそう海外の人は、みなさんとても早くターミナルに来るんですよね。日本人はまだ少ないので、海外の人よりもゆっくりなのかな?
と思っていたのですが・・・
嫌な予感的中
整理券に書かれた数字順に、乗船手続きを行いますが、英語でのアナウンスのみなので、聞き逃さないように気を付けます。
50分くらいすると、私の整理券番号が呼ばれます。
そこでも、言われます。
「あ、日本の方なんですね、大変ですね!頑張ってくださいね。」
ん?大変ですねってなに?頑張ってってなに?
そうです、乗客2000人のほとんどが海外の人のようで、この係員も日本人の乗客にはまだ1組しか出会ってないとのこと。
そして、船内のスタッフも日本人はゼロで、船内には日本語を話せるスタッフはいないそうです。
英語がペラペラじゃないと苦労するらしいです。
嫌な予感はこのことだったのか
たしかに、案内表示もアナウンスもすべて英語のみ。横浜なのに、日本語の案内は全くありません。
英会話力がほぼゼロの私は大丈夫なの?
とてつもない不安が襲います。この時、本当は乗船をやめようかとも思いましたが、もったいないので頑張ることにしました。
学生時代に頑張って勉強した英語を思い出すんだ!
ウエステルダムに初めて乗船
横浜での案内や乗船手続きのスタッフは日本の人が多いので、乗船手続きはスムーズにいきました。
何はともあれ、乗船開始です。
やはり、案内板には英語の表記しかありません。
英語は、大学受験で頑張ったんだから、読むのはまあまあ大丈夫。自分を信じるしかありません。
ウエステルダムは8万トンで、ダイヤモンドプリンセスの11万トンよりも少し小さいサイズ。しかし、ここからは日本語が全く通じないので、とても大きく見えます。
ウエステルダムの客室
今回申し込んだのは、内側客室インサイドで、いわゆる一番お安い部屋です。
ドアを開けると、いきなりベッドがあります。
ベッドの横に、USB-A端子があるのはとても便利です。
カーテンの向こうに窓でもありそうですが、
カーテンの向こうは壁です
このあと、ベッドをダブルじゃなくツインにしてもらうのですが、それを客室係に伝えるのに一苦労。
先が思いやられます。
この時、下手な英語を駆使するよりも、面倒でもスマホで翻訳したほうが断然早いと学習するのです。
部屋には2つ絵が飾られています。船内全体にどれだけ絵があるのでしょう。この船は特に、船内いたるところに絵がたくさんあるのです。
机は少し狭いですが、必要十分です。
机には、日本と同じ形状のコンセントがありますが、電圧が違うので対応のもの以外は使用できません。
でも、机にもUSB-A端子があるので便利です。でも、スマホの充電は遅いです。
机の下に、謎の巾着が2つあります。
中身は、ドライヤーと鏡でした。
湯沸かしポットはありません。
でも、お湯と氷は、リクエストすれば持ってきてもらえます。
ミニバーはすべて有料です。
ドリンクパッケージ付きでも、ミニバーには適用されません。
この客室は横向きなので、奥にクローゼットと化粧室があります。
中の作りは、他の船と大差ありません。大差ないというか、ほとんどダイヤモンドプリンセスと同じです。
洗面台も広くて使い勝手は良さそうです。
トイレにウォシュレット機能はありません。
シャワーの水圧は特に問題ありません。シャワーヘッドは切り替え式なので良かったです。
ソープ類は、少しにおいがきついですが、私は気になりませんでした。
奥にはクローゼットがあります。ダイヤモンドプリンセスのクローゼットよりは小さいですが、必要十分です。
金庫もちゃんとあります。
船内新聞1日目THE DAILY PROGRAM
ブッフェと軽食
現在15:00です。ディナーの17:30までまだ少しありますので、ブッフェを見に行こうと思います。
各階のエレベーターホールには、特殊なデザインのベンチが置いています。
デザインが奇抜なので飾りかと思いましたが、ちゃんと座れるベンチです。
スムーズにディナーができるように(?)、ダイニングに下見に行きます。受験前日の受験生のような感じです。
リドマーケットというブッフェに行ってみます。
15:30と、中途半端な時間なので準備中の場所もあります。
メニューの書体が、なんとなく異国感があります。
無料の飲み物もここで手に入ります。
リドマーケットブッフェの一角に、有料ダイニングのTAMARIND(タマリンド)があります。大人気のイタリアンレストランです。
リドマーケットブッフェを過ぎると、各種軽食コーナーがあります。まずは、タコバーです。日替わりでヌードルバーになります。
自分でタコスやナチョスを作ることができます。
その横に、ハンバーガーとホットドッグのDIVE IN(ダイブイン)があります。
メニューはもちろん英語です。指さすだけで注文できるので、少しだけ注文してみました。
フードコートの呼び出しブザーを渡されますので、ビールを飲みながら待ちます
。
ちょっとのつもりだったのですが・・・ちなみに2人分ですよ!
ダイニングで夕食
17:30になりましたので、ダイニングに行きます。
ホーランドアメリカラインのウエステルダムの夕食は、アーリーシーティングとレイトシーティングの2部制で、テーブルと担当給仕は固定でいつも同じです。
独特な雰囲気のダイニングです。
中央部分は吹き抜けになっているようです。
メニューはもちろん英語のみです。トホホ・・・
11ドル以下のドリンクが無料なので、張り切ってドリンクも注文します。
例えば赤ワインは、11ドル以下でもいろいろ選べます。
まずは、ブレッドが届きます。どれも柔らかくておいしいです。
STARTERSからSEAFOOD CEVICHE
いわゆるシーフードのセビーチェ(マリネ)です。
STARTERSからQUINOA AND POMEGRANATE
キヌアとかぼちゃの焼いたやつです。
STARTERSからCLASSIC CAESAR SALAD
いわゆるシーザーサラダです。
MAINSからGRILLED SALMON WUTH CAPERS AND DILL
ご飯の上に、焼きサーモンが乗っていました。
MAINSからYANKEE BEEF POT ROAST
マッシュポテトの上に牛肉が乗っていました。
DESSERTSからCHERRY CRISP
DESSERTSからCHOCOLATE FUDGE BROWNIE CHEESECAKE
有料のESPRESSO
ドリンクパッケージ付きなので、はりきってドリンクをたくさん頼みました。
スパークリングワイン2杯と、ワイン2杯と、エスプレッソ。一人で5杯も飲んじゃいました。
料理もおいしいし、大満足です。
※ブログやSNSで、味が濃いや味が薄いなどの批判があっても、その船全体がダメなのかたまたま担当のシェフがダメなのかははっきりしません。
誰でもちょうどよい味が好きに決まってますので、たまたまそういうシェフに当たったと考えるのが妥当だと思います。
船の中のシェフ全員の料理を食べたわけではないのに、たまたま批判をしているからといってその船の料理が全部ダメと決めつけないほうが、今後の楽しい船旅につながると思います。今までの経験から言うと、船の中でも当たりはずれはあります。
悲報
ドリンクパッケージは付けていましたが、ちゃんとパッケージで処理されているか心配だったので、船内会計を確認しました。
そしたら案の定、すべてのドリンクが会計に含まれています。93ドル+16.74ドル=109.74ドル!!
レセプションでドリンクパッケージが適用になっていないことをGoogle翻訳を駆使して話をすると・・・
なんと、私のドリンクパッケージはメインダイニングでは適用にならないパッケージだったのです。バーのみ適用のドリンクパッケージです。なんじゃそれ!
はりきって、1万5千円も飲んでしまった・・・
意気消沈です。
翌日からダイニングでは、無料の水で過ごしたのは言うまでもありません。
そうそう、タップウォーターは無料です。MSCのように有料ではありませんよ。
横浜大さん橋を出航
現在19:00。間もなく出航なので、外を見に行きますが、ウエステルダムは人気がないのか見送りの人はまばらです。
煙突が、どことなく伝統を感じます。ホーランドアメリカラインは150年の歴史だそうです。
横浜の夜景がとてもきれいです。
さあ、出航しました。次の寄港地は静岡県清水市です。
ウエステルダムの夜の過ごし方
毎日、ワールドステージという大ホールでメインショーを行いますが、全て英語のみなので知っている単語がぽつぽつと耳に入ってくるだけ。
まあ、音楽を聞くには問題ないのですけどね。
いろんな場所にあるバーでは、いろんな種類の音楽が披露されます。
みなさん、好きなバーをみつけて入りびたるのでしょう。私は通り過ぎるだけですけど・・・
デザートを食べようと、リドマーケットブッフェに来てみました。
まだ20:30ですが、英語が達者な人たちはディナーやバーで楽しんでいるので、ブッフェやプールは誰もいません。
ここは、ハンバーガーやタコバーがあるので、昼間は混んでいるんですよ。
部屋に戻ると、英語がぎっしり書かれている紙があります。でも、Google翻訳があるので大丈夫。ドリンクパッケージの失敗もあるので、一字一句見逃さないように熟読します。
これで、1日目は終わりです。
明日は清水に寄港しますので、帰ってきてからのビールが楽しみですw