台湾でネットを使いたい場合、選択肢としては
- フリーWi-Fi
- Wi-Fiルーター
- プリペイドSIM
台湾の都市部は、フリーWi-Fiであふれていますので、お店でネットを使うのに苦労しないってよく聞きますが・・・
台湾のフリーWi-Fiはね、けっこう壊れて使えないんですよ!
なぜか私の乗った空港MRTもバスもWi-Fi使えるって書いてるのに、使えたためしないし!!
だから、フリーWi-Fiは使いたいときに使えないのでダメ
Wi-Fiルーターは大人数で接続するときに便利かもしれませんが、返却しに行くのが面倒なのです。大人数でもどうせ、スマホのデザリングで対応できるしね。それに、帰りも同じ空港ならまだ良いですが、行きは桃園空港で帰りは高雄空港なんて場合は返せないし
だから、Wi-Fiルーターもレンタルという時点でダメ
やはり、プリペイドSIMが気軽で安くて使いやすいのです!
台湾でのモバイル通信はプリペイドSIMに限る
台湾のプリペイドSIMは日本と違って、速度制限無し&安い。
それに、主要都市だけじゃなく、田舎のほうでも問題なく高速通信できるので、使わない手はない。
普通は、現地の空港などで手に入れるかもしれないが、肝心のプリペイドSIMをネットで探したいって思っても無理。飛行機を降りてすぐ使いたいのに!!
でも、事前に用意しておけば、飛行機内でさっとSIMを交換するだけで、飛行機を降りたらもうネットにつながります。
だから絶対おすすめ!!
空港でプリペイドSIMを買うと、だいたい1200円~1500円くらいだけど、amazonで事前に購入しておくと、1000円以下のものもたくさんあります。
安いし、使いたいときに使えるんだから、事前購入すべし!
台湾プリペイドSIMとスマホの相性
「台湾プリペイドSIMは問題なく使えた!」
「台湾のどこで使っても速い!」
と言う人もいれば、
「せっかく買ったけど使えなかった」
「3Gでつながるので、速度が遅いよ」
と言う人もいます。
それは、お使いのスマホが台湾プリペイドSIMの対応バンドと合っていないからかもしれません。
スマホとの相性は、スマホ機種の相性やスマホメーカーの相性ではありません。対応バンドはdocomoやauなど、どこの回線で使うことを前提として設定されているかで決まります。
だから、今どこの回線を使っているかが重要なのではなく、スマホを買ったときにどこの回線で申し込んだのかが重要なのです。
基本的にスマホは、どの回線でも使えるように、対応バンドを限定せず、全部のバンドに対応すれば良いわけですが、たくさんのいろんな機種があるので、全ての機種が全部のバンドに対応させているとは限らないし、良くわからないのです。もしかしたら、docomoで買ったら、docomoのバンドしか対応していないスマホかもしれません。
あくまでも、対応バンドは機種で決まっているわけではなく、それぞれ個別のスマホに設定されているので、とりあえず機種は忘れましょう。
だから、自分のスマホがどのバンドに対応しているかを見るためには、最初にスマホを買った時の回線がdocomoなのかauなのかsoftbankなのかがわかればよいのです。
ちなみに、ワイモバイルはsoftbank回線だったり、楽天モバイルはdocomo回線かau回線か選べたりしますから、日本のスマホなら、3回線のどれかに当てはまるはずです。(ワイモバイルは、対応バンドがsoftbankより少ないけど、softbankにあわせていると推測できます)
これで、お持ちのスマホがどのバンドに確実に対応しているかがわかります。
つまり、あなたがお持ちのスマホは全てのバンドに対応しているかも知れませんが、特定のバンドしか対応していないかもしれないことを考えて、最低でも最初に契約する回線のバンドには対応しているのは確実だから、最初に契約した回線がわかれば、確実に対応しているバンドをわかるということです。
とくに、SIMロック解除スマホは注意が必要です。
今どの回線を使っているかではありませんよ、最初にどの回線とセットだったかが重要なんですよ。
あなたのスマホにあった台湾プリペイドSIMはコレだ!
自分のスマホの確実に対応しているバンドの回線がわかれば、そのバンドに対応している「台湾プリペイドSIM」を選べばよいわけです。
絶対に相性がよいSIM一覧
おすすめ3社のプリペイドSIMの回線別対応状況をまとめますので、参考にしてください。
<docomo回線出身スマホ>
○亜太電信
○FAREASTONE
×台湾之星
<au回線出身スマホ>
△亜太電信
△FAREASTONE
×台湾之星
<softbank回線出身スマホ>
○亜太電信
○FAREASTONE
○台湾之星
×印のSIMはその回線出身のスマホでは使えない!ってわけではなくて、使えない可能性がゼロではないので、出来ればやめておいたほうが良いのかな?ってことです。
逆に、○印のSIMはその回線と確実に相性が良いという意味です。
たぶん×印のSIMでもお持ちのスマホと相性がよいことのほうが多いと思いますが、相性が悪い可能性をなるべく低くするという意味で、選ばないほうが良いと思います。
あと、気になるのはau出身の古いスマホは、海外では相性が悪い確立が高いってことです。これはもう祈るしかないです。
スマホ回線別のバンド
ナゼ相性がよいかというと、国内で使うスマホは、確実に使えるようにしているバンドがわかっているからです。
<docomo>
Band1-2100MhzとBand3-1800MhzとBand28-700Mhz(Band19-800Mhz)
<au>
Band1-2100MhzとBand18-800Mhz(Band28-700Mhz)
<softbank>
Band1-2100MhzとBand3-1800MhzとBand8-900Mhz(Band28-700Mhz)
これと、台湾プリペイドSIMの対応バンドを比べてみます。
<亜太電信>
【LTE】700Mhz 、900Mhz 、1800Mhz
<遠傳電信FAREASTONE>
【LTE】2600Mhz、1800Mhz、700Mhz
<台湾之星>
【LTE】900Mhz 、2600Mhz
コレだけ見ると、「au」はどれにも対応して無いじゃん!となりますが、今どきのau出身スマホにはBand28-700Mhzがあるはずなので、使えるはずです。でも、無いかもしれないので、△判定ってことで。
台湾でおすすめのプリペイドSIMはコレ
相性のよいプリペイドSIMがわかったところで、台湾のどの回線のプリペイドSIMが良いのかな?という話です。
台湾のプリペイドSIM値段の差は、docomoかauかsoftbankの違いみたいなものだけじゃなく、怪しいところもあるみたいなので、主要3社のプリペイドSIMから選べば問題ないと思います。
amazon 台湾之星プリペイドSIM(5日その1)
amazon 台湾之星プリペイドSIM(5日その2)
台湾之星はイライラが全然無く、台北だけじゃなく基隆でも九份でもどこでもストレス無くつながりました。だいたい99%が4Gという感じです。
amazon 亜太電信プリペイドSIM(5日その1)
amazon 亜太電信プリペイドSIM(5日その1)
amazon 亜太電信プリペイドSIM(5日2枚セット)
ここ最近は、台湾プリペイドSIMではずっと最安ですね。
私は使ったことが無いですが、チャレンジしてみたいです。
amazon FAREASTONEプリペイドSIM(5日 無料通話無し)
amazon FAREASTONEプリペイドSIM(5日 無料通話付き)
このSIMの良いところは、事前にネットにつなげての設定(アクティベーション)が不要なところです。入れただけでつながらないと悩んでいた友達も、再起動であっさりつながりました。まあネット設定なしで便利かもと最初は使ってましたが、ネットにつなげて設定って、ほとんど手間じゃないので、最近は少しでも高速安定の台湾之星を選んじゃいます。出国する前に、日本で設定してしまえば良いわけですから。
でも、ネットにつなげて設定するのが不要ということは、ネット環境が無くてもいざというときに使えるということ。
「やっべー、出国前にアクティベーションするの忘れてた! 無料Wi-Fi探さなきゃ!」ってあわてないように、保険でFAREASTONEを1枚財布に忍ばせておくのもありかもしれません。
それに、遠傳電信FAREASTONEは通話は出来ないけど、電話番号が振り分けられているので、SMSが使えるのです!!
YouBikeに登録できるので、台湾で自転車が使えちゃいます。
台湾之星プリペイドSIMの使い方
amazonで購入すると、このような形で届きます。
開けると、カードが2枚入っています。
台湾之星プリペイドSIM設定方法
台湾之星プリペイドSIMは、事前にアクティベーション(事前設定)が必要です。ネットにつなげないと設定できないので、台湾に行く前に設定しましょう。使用開始日が選べますので、何ヶ月前からでも設定できます。
アクティベーションは、説明書に書かれているQRコードから進むと簡単です。
PCにアドレスを打ち込んでも設定できます。。
LANGUAGEから、日本語を選ぶと日本語になるので安心です。
どちらでも同じなのですが、私は打ち込みやすいPCのほうを使います。
届いたカードどおり、番号を打ち込みと、このような画面になります。
これで、事前設定完了です。
事前設定の画面で、開始日を設定できますので、船の旅で到着が10日後なんてときも大丈夫です。
でも、当日使えるかどうかは、ちょっとドキドキです。これはもう祈るしかないです。
台湾現地でSIM交換
台湾に着く前に、SIMを交換すればOK。交換のピンも付いているのでとても親切です。
飛行機内で交換するときは、コロコロっと落とさないように気をつけないといけません。私はそんな根性が無いので、飛行機に乗る前に交換します。
で、無事つながります。
つながっているときは、左上に「台湾之星」と出ます。
へー、ここに漢字も表示できるんだ~って発見があります。
これで、現地でGoogleMap見放題です。
亜太電信プリペイドSIMの使い方
亜太電信プリペイドSIM設定方法
アクティベーション不要で、基本的にSIMを入れ替えるだけで使えます。
だから、ネットがつながらない環境でも、設定できるので便利です。
1.設定の中の、モバイル通信のその他を選びます。
2.モバイルネットワークを選びます。
3.データローミングにチェックを入れてOKを押します。
4.アクセスポイント名を選びます。
5.右上のメニューアイコンから、新しいAPNを選びます。
6.名前に「GT」、APNに「gtnet」を書き入れ、認証タイプを「CHAP」に変更します。
7.APNで先ほど作ったgtを選べばOKです。
つながらなければ、データローミングにチェックが入っているかを確認して、一度再起動してみましょう。
FAREASTONEプリペイドSIMの使い方
FAREASTONEプリペイドSIM設定方法
これもアクティベーション不要で、基本的にSIMを入れ替えるだけで使えます。
だから、ネットがつながらない環境でも、設定できるので便利です。
1.設定の中の、モバイル通信のその他を選びます。
2.モバイルネットワークを選びます。
3.データローミングにはチェックを入れないで、アクセスポイント名を選びます。
5.右上のメニューアイコンから、新しいAPNを選びます。
6.名前に「internet」、APNに「internet」を書き入れ、認証タイプを「CHAP」に変更します。
7.APNで先ほど作ったinternetを選べばOKです。
先ほどの亜太電信と違って、データローミングにチェックを入れないので、FAREASTONEのほうが良さそうですね。