インターナショナルワインチャレンジで世界一になった日本酒といえば、南部美人の特別純米酒です。
その世界一の日本酒の中でも一番おいしいものがあるって知ってますか?それも2割引で買えるんです!!
そんな特別な日本酒を手に入れるため、二戸市にやってきました。
南部美人ってなに?
南部美人は、岩手県二戸市にある明治から続く酒蔵です。
「南部美人」という名前の由来は・・・南部藩にあって、美人と評されるおいしいお酒を造るぞ!の思いから、お酒に南部美人という名前が付けられたそうです。そのころの酒造会社の名前は久慈酒造だったとか。
二戸市で久慈さんが久慈酒造を作ったわけですから、何も問題ないはずです。でも、「え?二戸市?久慈市じゃないの??」と大混乱したとかしないとか。だって、東京に大阪酒造があると混乱するでしょ?「だったら改名だ!」ってなったとかならなかったとか。そこで、株式会社南部美人が誕生したのです。
まあ、そんな改名の理由は妄想なのですが、久慈酒造から南部美人に社名が変わったのは、意外に最近の平成に入ってからの平成13年なんです。
(じゃあ、あまり混乱して無いじゃんって・・・)
一番おいしい南部美人
日本酒は、保存する温度が重要だそうで、温度が悪いとすぐにおいしくないお酒になってしまうとか。
だから、お酒を家の流し台の下に入れて保管するなんてのは、もってのほか!ちゃんと冷蔵庫に保管しないといけないのです。
しかし、家で冷蔵庫に入れたとしても・・・・
スーパーで売られているときには暑い店先においてたり、輸送のトラックでは暑い荷室の中に入れられたり、出荷まで問屋の暑い倉庫に保管されてたりで、もうとっくにおいしくないお酒になっている可能性があります。
ちゃんと保管方法を指導しているそうですが、製造元から離れれば離れるほど、残念ながら正しい保存方法をちゃんと守っている率が下がっていくのです。
だったら、一番おいしいお酒は製造元にあるはず!製造元で買うのが一番おいしい!と南部美人本社を訪ねました。
南部美人はどこにある?
南部美人本社は、九戸城跡の少し北の岩手銀行二戸支店の隣にあります。
本社だからといって、毎日工場見学が実施されているとか、広々とした試飲コーナーがあるといった、派手なところではありません。
すぐ前にバス停があるので、二戸駅から二戸病院に行くバスに乗り込んで、岩谷橋バス停で降りれば目の前が南部美人本社です。
車で行く場合は、盛岡信用金庫の駐車場に停めることが出来ます。
南部美人本社の100mほど北にある、「もりしん」という看板の盛岡信用金庫の駐車場です。
しかし、盛岡信用金庫すぐ横の駐車場ではなく、向かい側なので注意!
南部美人という札がたくさんあるところです。南部美人トラックも停まってたりします。
駐車場から少し歩きますが、それもまた一興
町並みを見て歩いていると、2分もかからず到着します。
しかし、表はドアがしまっていて、営業してない?なんて不安になります。
でも大丈夫。平日は8時から17時まで営業していますから、脇の入り口から入れます。
ちょっと通用口っぽいですが、入ってみるとわかります。
そう、ここはお店というよりも、本社工場の事務所。事務所の横にお店があるって感じなんです。
もうね、働いているところにすみませ~ん。って感じです。
でも、いろんなお酒がちゃんとした大型冷蔵庫に保管されているので、おいしいに違いないのです!(さすがにすぐ隣が事務所なので、写真を撮る雰囲気ではなく・・・)
南部美人が2割引!
ここでのお支払いは現金だけじゃなく、各種クレジットカードや、そうそうたる顔ぶれの電子マネーが使えます。PayPayだけはまだでしたが、その他は全て使えるそうです。
PayPayも、まもなく導入されるんだとか。
ということは、PayPayで買うと20%引きじゃないですか!
いろんなお酒がありましたが、南部美人初心者の私は、2017世界一の南部美人特別純米酒を買いました。
確かにワインぽくて、欧米でも受け入れられるかも?すっきりとした飲み口のおいしいお酒でした。
もちろん、すぐ冷蔵庫に保管したのは言うまでもありません。